A.遺言書や相続人、遺産内容を確認して遺産を分割し、決められた期限までに手続きを行う必要があります。

死亡した人の権利・義務を引き継ぐことを「相続」といい、資産ばかりでなく借金(債務)も引き継ぐことを意味します。相続は被相続人の死亡と同時にはじまります。

相続関連の手続きのおもな流れ

遺言書の有無の確認
法律的に有効と認められた書式の遺言があれば、遺言に従って遺産を分けます(指定分割)。
相続人の確認
遺族のうち相続人と法律で決められている「法定相続人」を確認します。
遺産の概要を確認
故人が何を残しているかを確認します。
相続税の申告と納付(10ヶ月以内)
遺産分割を確定し、納税額を割り出して、相続税の申告書を作成します。

法定相続人の優先順位と法定相続分

相続時の状況 法定相続人と法定相続分 備考
配偶者 子…なし血族相続人…なし 配偶者…全部
第1順位子→孫→ひ孫 配偶者…あり子…あり 配偶者…2分の1子…2分の1 配偶者がいないと子がすべてを相続
第2順位父母→祖父→曾祖父母 配偶者…あり子…なし父母(第2順位者)…あり 配偶者…3分の2父母…3分の1 配偶者がいないと父母(第2順位者)がすべてを相続
第3順位兄弟姉妹→甥・姪 配偶者…あり子…なし父母(第2順位者)…なし 配偶者・・・4分の3」兄弟姉妹(第3順位者)・4分の1 配偶者がいないと兄弟姉妹(第3順位者)がすべてを相続

※実子と養子の権利は同じ。婚外子(非嫡出子)は嫡出子の2分の1。